
介護の仕事って大変だというイメージがあるけど、実際どうなの?

無資格でも働けるって求人にあるけど本当?
どんな仕事内容なの?
転職を考えた時、求人で多く目にする職種として介護職があります。
でも介護職のイメージってあまり良くないですよね…
もちろん仕事ですから大変なことはありますが、それってどんな仕事をしていてもそうですよね。
今回は現役で介護事業所で働いている筆者が、一般の介護職員の仕事を解説します。
転職の参考にしてみてください。
介護の仕事で大変なこととは?
利用者さんに対して
普通の仕事の場合、大変なことの大半はお客さんのことが多いですよね。
でも介護職の場合、実は利用者さん(お客さん)関係で大変なことは少ないんです。
もちろん無いわけではありませんが。
どちらかと言えば、ご家族関係で面倒なことはありますが…
職員に対して
介護職で一番大変なことは断トツで職員間の人間関係です。これは多分どこの介護現場でもそうじゃないかな?
介護職って中途採用で入職されている方が大半なんです。
そのこともあって、前職で様々な経験をお持ちの方が働いています。
新卒だと謙虚に素直に働く方も多いんですが、中途だと今までの経験が逆に邪魔になる部分も少なからずあるんです。
自分の意見を曲げない方が一人いるだけで働きづらい環境になってしまいます。
これは、正直働き始めてからしか分からないかもしれませんね。

本当に無資格で働けるの?
介護の仕事を大別すると
②身体介護
の二つに分けられます。
この内、②の身体介護は訪問サービスの場合は無資格ではできません。
※施設内では行えます。
ちなみに、①の『生活援助』とは掃除や洗濯などのことで、②の『身体介護』とは食事介助や入浴介助、排泄介助など直接利用者さんの身体に触れる介助です。

介護の仕事ってなにするの?
介護の仕事といっても、事業所によって求めることは違いますが、ここでは一般的な仕事を解説します。
送迎
デイサービスでは送迎の仕事は必須と思っていた方がいいです。
※特に地方では
内容としては字の通り、利用者さんのご自宅への送り迎えの仕事です。
車は軽自動車もあれば、ハイエースのような大きいのもあります。

離床介助、移乗介助(トランスファー)
ベッドから起こしたり、車いすに乗せたりする仕事です。
介護の仕事で、腰を痛めるのはこの仕事が一番の原因です。
コツをつかめば慣れます。
トイレ誘導、排泄介助
認知のある方などはトイレに自ら行かないことも多いです。
そんな時は、定期的にトイレに誘うことも仕事の一つです。
また、オムツをされている方の交換もあります。
※よほど人手不足でない限り、慣れるまでは一人だけで行うことはないと思います。
食事介助
麻痺がある場合、上手く食事がとれない方もいます。
そんな利用者さんの食事のお手伝いを行います。
高齢の方は飲み込む力が弱くなっているので、一度にたくさん口にいれないように注意しましょう。
また、忙しいからといって次々と食べさせるのもダメです。
誤嚥性肺炎などになると命の危険があります。
レクリエーション
施設ごとに特色があるのがこの「レクリエーション」です。
どのデイサービスでも工夫を凝らしていると思います。
レクリエーションは大きく分けると2種類あり、一つ目は体を使うレクリエーション、二つ目は頭を使うレクリエーションです。
体を使うレクリエーションは身体機能の維持・向上を目的として行うことが多いです。
頭を使うレクリエーションは脳を活性化させ認知症予防に繋がることが期待されます。
いずれにしても大事なことは利用者さんが楽しくできることです。
特に毎日デイサービスに通われる方は同じことをすると飽きてしまい、利用回数を減らしてしまう恐れもあるので、スタッフと協力して日々工夫することが大事です。

申し送り
次の方への報告のことです。
日勤帯のスタッフから夜勤帯のスタッフへ利用者さんの状態についてなどの情報を共有するために行います。
また、利用者さんのこと以外でも施設の設備や色んなことの報告・連絡・相談のことでもあります。
あとがき
介護の仕事について基本的なことを紹介させていただきました。
介護の仕事は確かに大変なことは間違いないです。
でもそれはどんな仕事でも大変なことはあります。
人とお話することが好きな方、人のために動くことが好きな方には良い職だと思います。
営業などで数値目標に嫌気がさしている方の転職としては一考の価値があるのではないでしょうか?
また、無資格・未経験の方なら派遣で働くことをおすすめします。

介護の仕事をしてみたいと思っても、何を基準に選んでいいのか分からない人多いと思います。
私もそうでした。
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転職は人生の大きなイベントですので一人で悩まず専門家に相談するのが一番です。
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