
今の職場は働きやすいけど昇給が全然ないんだよなー…
介護施設で働いている人の大きな悩みの一つである給料などの待遇面。
毎年昇給があったり、賞与がきちんと支給されるところは少ないかもしれません。
転職しても待遇が良くなる可能性は低いとあきらめている人も多いのではないでしょうか?
でも
転職を怖がっているのは時間の無駄です。
気を付けるべきポイントを守れば転職後に待遇を良くすることはできます。
そのポイントとは
- 情報収集
- 現場確認
上記2点について解説します。
介護職への転職での注意点
転職するにあたって注意するべきポイントを紹介します。
情報収集
転職前の情報収集は非常に大事です。
なぜなら、せっかく転職に成功しても待遇が改善されなければ意味がありませんよね。
給与面での確認項目
求人票の月給を鵜呑みにしては危険です。
夜勤が5回分含まれている給与だったりします。
また、固定残業にも注意です。
残業の有無にかかわらず、毎月固定で数十時間分の残業手当が含まれているかもしれません。
その場合は規程の固定残業時間を超えない限りは残業代としては支給されません。
同じような求人と比較して、あまりにも高額な求人は怪しいと思った方が間違いありません。
キャリアアップの確認
転職後のキャリアアップも重要です。
資格取得の支援があるのか
資格を取得した後に手当は増えるのか
役職に就くことを希望する場合はその点の情報も調べてみてもいいかもしれません。
給料を大幅にアップさせるには役職に就くのが一番ですから。
就業場所の確認
就業場所もきちんと確認が必要です。
転職してみたら自宅から遠い事業所に配属なんてことにならないようにしましょう。
通勤方法も確認してください。
車通勤を希望していたのに、駐車場がないなどの理由で公共交通機関での通勤にならざるを得ないこともあるかもしれませんよ。
勤務時間の確認
日勤のみと思っていたのに、いざ勤務してみたら早番や夜勤の勤務があったなんてこともあります。
求人票と雇用契約書で中身が違うこともあります。
最終的に契約を結ぶときは面倒でも詳細をきちんと確認しましょう。
分からない、納得いかない項目は必ず質問してください。
現場確認
情報収集である程度のことが分かっても、それはあくまで書類上のことです。
極論、机上の空論かもしれません。
見学が可能な施設であれば実際の現場を見に行くのがいいでしょう。
人間関係の確認
求人票に
『スタッフみんなで支え合って業務しています。』や
『プライベートでも仲良しです。』とかの記載があったりしますが、実際の現場は正反対だったりします。
見学に行った際に職員同士がどのようなコミュニケーションをとっているかを肌で感じた方がいいです。
見学に行けば対応してくれるのは施設長や事務長さんが多いかもしれませんが、案内していただく際に職員がきちんと挨拶をしてくれるのか、笑顔があるのかなどは重要です。
介護職の退職理由の上位が【人間関係】によるものです。
給料が良くても長く働けない現場は選ぶべきではないでしょう。

教育体制の確認
見学に行った際は可能なら新人さんに注目してみてください。
先輩職員が丁寧に指導していればよいですが、何も教えずにほったらかしにしていたなら注意です。
新人さんがすぐに辞める原因の多くは【仕事を教えてもらえない】ことです。
仕事をする意欲があっても何をしていいのか分からず、気持ちばかりがあせってしまう新人さんは多いです。
教育体制がきちんとしている職場は職員の離職率が低く、働きやすい現場になりやすいです。
あとがき
介護職は事業所によって待遇が全然違います。
今いる施設が良い場合も逆に悪い場合もあるでしょう。
もしもあなたが現状よりも待遇を良くしたいなら
- 情報収集
- 現場確認
上記2つのポイントには気を付けて転職活動をしてみてください。
転職活動をしたくても働きながらだと時間もなくて難しい人も多いと思います。
そんなときは【介護職専門の転職エージェント】を利用してみましょう。
無料で相談だけでもできますし、転職しなくてもマイナスになることはありません。
自分の現状の待遇を相談してみるだけでも簡単な比較やアドバイスをしてくれます。

また今の職場にバレずに転職活動したい方にもおすすめです。
