
介護士として働いてはみたものの、給料が低くて…
違う仕事に転職しようかな…
介護士の給料は社会全体的に見ても確かに低い傾向にあります。
実際に無資格・未経験の場合、給料は手取りで20万円に届かないこともあるでしょう。
それではちょっと安すぎですよね。
でも給料を上げる方法はあります。
それは
- 資格を取る
- 働き方を変える
- 役職に就く
- 副業をする
- 条件の良い施設へ転職をする
- 派遣社員として働く
という6つの方法です。
この記事でひとつひとつ説明していきます。
介護士の給料を上げる6つの方法
給料が安い介護業界ですが、他の職種よりも自分の力だけで簡単に給料が上がる業界でもあるんです。
①資格を取る
資格手当はどこの施設でもあると思います。
もちろん取得した資格に応じて金額は変わるでしょうが確実に給料が上がる方法です。
介護職として手当が付くであろう資格は
- 介護職員初任者研修
- 介護福祉士実務者研修
- 介護福祉士
- 介護支援専門員(ケアマネジャー)
これ以外にも理学療法士や作業療法士などもありますが、そちらは専門の学校に長期で通う必要があるため簡単ではありません。

資格を取るメリット
手当が付く以外にも、スキルアップができるというメリットもあります。
介護技術の向上や、管理者などの役職に就く際にも役立ちますよ。
資格を取るデメリット
資格を取るのには時間とお金がかかります。
働きながら資格を取るのは大変かもしれません。
②働き方を変える
日勤のみで働いている場合は夜勤にも入るようにシフトを組んでもらえば夜勤手当がつきます。
夜勤手当は1回3,000~10,000円と高額ですので月に4~5回程度入るだけでも数万円分給料が上がります。
夜勤がある施設の場合は一番手軽に給料を上げることができるでしょう。

働き方を変えるメリット
給料以外のメリットとしては仕事の幅が広がるということが挙げられます。
今まで日勤としての働き方しか知らなかった方は勉強になることも多いと思います。
今後、もしも転職をする場合にも選択の幅が広がるでしょう。
働き方を変えるデメリット
夜勤にも入るシフトですと生活のリズムが大きく変わってしまうでしょう。
慣れるまでは体調を崩すかもしれません。
③役職に就く
管理者(施設長など)の役職に就けば役職手当が増えます。
会社によって管理者になるための基準も違うため、役職に就くにあたってのハードルの高さは確認が必要です。
また、役職手当は会社の規定によって金額が様々ですので注意が必要です。
役職に就くメリット
役職に就くことよっての給料以外でのメリットは、ある程度施設を自分の好きなようにできる点でしょう。
もちろん大きな変化を必要とする場合は更に上の役職の許可が必要でしょうが、施設長レベルで判断できることは多いです。
また、多くの管理者は基本的には日勤で働いていることが多く、8時~17時のような安定した時間で働けるというメリットもあります。
役職に就くデメリット
役職に就く以上、責任が増えます。
時には役職手当に見合わないトラブルが舞い込む可能性もあるでしょう。
④副業をする
介護職だけでは全然給料が足りない場合は副業も考えましょう。
副業は大きく分けると2種類です。
- 夜勤専従などの介護職での副業
- 介護職以外での副業
1.の夜勤専従は職種を変えずに他の施設で夜勤専従として派遣やパートとしての働き方です。
日中はデイサービスなどで働き、月に何回かを夜勤専従として働けばデイサービスの給料+夜勤回数に応じた給料がもらえます。
夜勤専従ですと1回の夜勤で10,000円以上は稼げるでしょうから毎週1回、月に4回入るだけで+40,000円になります。
2.の介護職以外での副業は種類は豊富にありますが例をあげるとするならば
- ウーバーイーツ
- コンビニ
- ヤフオク、メルカリ
- ブログ
などでしょうか。
介護職以外での副業は個人のやる気とかける時間に応じて収入が変わりますが、あまり大きく稼げるという話は聞きません。

副業をするメリット
副業のメリットは基本お金がメインですが、あえて言うなら経験でしょうか。
特に介護職以外の副業なら本職以外の経験が積めるので人によっては副業が本業に代わるかもしれませんね。
副業をするデメリット
副業は本職である介護職以外に行うので、時間の浪費と疲労の蓄積が問題です。
自分の身体が一番の資本ですので健康を第一にしなくては逆に入院などでマイナスになることだってあり得ます。
⑤条件の良い施設へ転職する
今の職場で給料アップを図るよりも他の施設へ転職してしまった方が早い可能性があります。
昔と違いハローワークへ行かなくてもいくらでも求人情報を見ることができますので、参考にしてみるといいですよ。
ただし、求人票の中には実際の中身と違うことが書いてあることもあるので完全に鵜呑みにしてはいけません。
転職するなら事前に施設見学などをすることをおすすめします。

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条件の良い施設へ転職するメリット
条件によっては大きく働き方を変えずに給料を上げることができます。
場合によっては給料以外の待遇改善も望めるかもしれません。
条件の良い施設へ転職するデメリット
条件が良いと思って転職したら話が全然違うなんてことも…
転職してすぐに退職するわけにもいかずツライ思いをすることもあるかもしれません。
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⑥派遣社員として働く
これは不思議な話ですが、介護業界は正社員よりも派遣職員の方が給料が高いことがあるんです。
派遣社員は派遣会社と雇用契約を結んでおり、働く現場から給料がでるわけではなく、登録している派遣会社から給料がでる仕組みです。
賞与などの有無にもよりますが、案外派遣として働いた方が給料が高いかもしれませんよ。

派遣社員として働くメリット
介護派遣は給料以外にもメリットが多いです。
- 基本残業が少ないです。
- 会議にも出席しません。
- 自分で選んだ働き方以外はしなくてすみます。
- 嫌な職場なら更新しなければ職場を変えれます。
派遣社員として働くデメリット
派遣のデメリットは雇用期間があることです。
派遣を使うのは高い費用がかかります。
施設側からするとできるだけ使いたくないのです。
一般求人での求職者が採用になった場合、派遣社員が真っ先に切られるでしょう。
もちろん契約があるので雇用期間満了までは働けますが。
あとがき
介護職で給料を上げる方法は
- 資格を取る
- 働き方を変える
- 役職に就く
- 副業をする
- 条件の良い施設へ転職をする
- 派遣社員として働く
という6つの方法です。
あなたが今の職場にこだわりがあったり、環境的に働きやすいなどの理由があるなら1~4の方法をおすすめします。
もしも、現状の職場に不満があるなら5~6の方法をおすすめします。
それでもどうしたらいいか迷う人は一度かいご畑
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介護の仕事をしてみたいと思っても、何を基準に選んでいいのか分からない人多いと思います。
私もそうでした。
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転職は人生の大きなイベントですので一人で悩まず専門家に相談するのが一番です。
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