
40歳過ぎてるけど介護職への転職は可能?
20代はもちろん、30歳そこそこなら転職先も見つけやすいと思います。(個人的感想ですが)
でも30代後半になるにつれて転職先も大分少なくなってしまいます。(実体験あり💦)
そんな厳しい状況でもハローワークやインディードなどで求人を探すと必ずといっていいほど『介護職』が見つかります。
応募要件を見ても
- 年齢不問
- 無資格・未経験歓迎!
でも本当に資格もなく、介護の経験もない40歳でも雇ってくれるのでしょうか?
答えは
問題なく雇ってくれます!
今回はそんな介護職への転職についての疑問を解消していきます。
介護の仕事について
まずは介護の仕事とはどんな事をするのか、メリット・デメリットもご紹介します。
どんな事をするの?
『介護職』とひとまとめにされがちですが、老人ホームやグループホーム、ショートステイやデイサービスなど勤務先には種類があります。
その中でも経験も資格もない方の仕事について主なところを書いていきますので参考にしてみてください。
コミュニケーション
利用者さんとの会話はとても大事な仕事です。
会話の中からその日の体調や、家での出来事など様々な情報を得ることができます。
初めて会う人とコミュニケーションをとるというのはとても疲れる重労働です。
この『コミュニケーション』が得意な人はある意味では介護職に向いていると言えるでしょう。
先ずは挨拶をしっかりと丁寧にすることがコツです。
見守り
介護の仕事でよくある誤解なのですが、利用者さんに対して何でも代わりにやってあげなくてはならないと思っている人が多いです。
基本的には利用者さんがご自分でできることに関してはやってもらうのが良いです。
※日常の機能訓練にもなります。
もちろん必要に応じては代わりに行ったり、手助けをしますが先ずは安全かどうかの見守りが大事な仕事です。
ただ見ていればいいわけではないので、けっこう神経を使う仕事です。
先を予測して危険がないようにしなくてはなりません。

お茶出し
ご飯の時間やおやつの時間にお茶を出すのも介護の仕事の一つです。
利用者さんによってはご自分専用の湯飲みやカップがあったりします。
※覚えるのは大変ですよね。
慣れてくると「Aさんはコーヒーにミルクだけ」「Bさんは紅茶だよね」とか分かってきます。
掃除
お茶のあとのコップを洗ったり、ご飯の時にテーブルを拭いたりします。
洗濯もしたり、掃除機をかけたりと広い事業所だとそれなりに時間がかかります。
大きい老人ホームなどは掃除専門のスタッフがいる場合もありますね。
送迎
主にデイサービスに多い仕事です。
朝夕のご自宅から施設までの送迎です。
利用者さんが多いと道を覚えるのは苦労する人もいるでしょう。
自分の知っている土地での送迎なら苦労も半減するかもしれませんね。
事業所によって車の車種が違うので、大きい車を運転する必要もあるかもしれないので注意が必要です。

他にも
働く事業所によって仕事は様々です。
これらの仕事に慣れてきたら食事介助や入浴介助などを行うようになる事業所もあるでしょう。
介護職への転職メリット
年齢が高くても働ける
介護職は常に人手不足です。
また、特別な知識や技術をはじめから必要とはしないため、体が丈夫であれば割と高齢でも雇ってくれるところも多いです。
※筆者の事業所では70歳以上の職員もいます。
40歳なんて事業所によっては若手かもしれません。

働く場所が多い
多分みなさんが思っている以上に介護施設っていっぱいあるんです。
大きいところから小さいところまで、調べてみるとたくさんあるはずです。
自分の家から近いところで働きたい方には最適です。
親の介護にもスキルが活かせる
自分が年を取るということは、当たり前ですが親も同じに年を取ります。
いずれ親の介護をする機会はほとんどの方があるでしょう。
そんなとき介護職を経験しておけばきっと役に立つことでしょう。
資格を取れば収入アップも可能
無資格でも働ける介護職ですが、資格を取れば資格手当が付く会社も多いです。
ご自分のキャリアアップの為にも資格はあった方がメリットが大きいです。
介護士やケアマネなどの資格は介護職を続けていくならあると重宝します。
※会社からも大事にされます。

これから先も職に困らない
新型コロナウイルスの影響で飲食店や旅行会社、宿泊施設などで解雇された方は大勢います。
そんな不安定な中でも病院や介護施設ではまだまだ人手不足です。
災害や景気に左右されにくい安定した職業が『介護職』です。
不安定な企業に勤めるよりも、安定した介護職は魅力ありだと思います。
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介護職への転職デメリット
給料が安い
正直、現状給料が高いとは言えません。
ですが「介護職員処遇改善加算」などで年々改善されているのも事実です。
また夜勤手当などの各種手当が付くと、そこまで安い給料ではないと思います。

体力が必要
介護度が重い利用者さんを身体介助するときは大変な場合もあります。
腕の力だけで介助すると腰を痛めたりします。
こちらは体全体を上手くつかった介助方法をマスターすると大分楽になりますよ。
夜勤がある
老人ホームやグループホームのような施設で働く場合、どうしても早番や遅番、夜勤などシフト制での勤務になります。
夜勤は慣れるまでは大変かもしれませんが、むしろ夜勤に入りたいという方も多いです。
※夜勤手当があるので

無資格・未経験でも大丈夫?
今後の法改正でどうなるかは分かりませんが、現状無資格・未経験でも介護の現場で働くことはできます。
もちろん、全ての事業所で働けるわけではありませんが働き口は豊富にあります。
筆者の働いている事業所を例に挙げると、職員の9割以上が無資格・未経験からはじめています。

あとがき
資格:無し
経験:無し
上記のような条件の方でも介護業界なら働くことができます。
転職先にお困りなら介護職も検討してみてはいかがでしょうか。
介護の仕事をしてみたいと思っても、何を基準に選んでいいのか分からない人多いと思います。
私もそうでした。
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登録は無料でかんたんにできますし、まだ勤めていて転職するかどうかを迷っている段階の方でも相談だけでも大丈夫です。
転職は人生の大きなイベントですので一人で悩まず専門家に相談するのが一番です。
また、介護資格を無料で取得できる「キャリアアップ応援制度」もあるので特にこれから介護職に就こうとしている人は利用した方がお得ですよ。