介護職へ就職、転職を考えている方で給与で職場を選んでいる方は多いと思います。
たしかに生活するうえでお金はとても大事です。
でもお金でも買えない大事なものもありますよね。
それが『時間』です。
勤務時間は正社員なら基本は一日8時間です。
では時間を節約するにはどうすればよいでしょう?
一番大きく節約できるのは『通勤時間』です。
今回は毎日の通勤時間がどれだけ大事かを紹介します。
一日の通勤時間はどれくらい?
総務省統計局のデータによると、片道約40分くらいが平均のようです。
参照:総務省 統計局
往復だと1時間20分くらいになります。
これが月に20日ほど通勤した場合、通勤時間だけで26時間を超える計算になります。
これが年間だとすごい時間になりますよね。
移動の時間だけで人は人生のどれくらい使っているのか怖くなります。
家の近くで働くメリット
通勤時間が少なくなると様々なメリットがあります。
プライベートに使える時間が増える
趣味や家族との時間が増えます。
朝だったら出勤前にランニングの時間ができるかもしれまんし、退勤後なら帰りに映画を見ることもできるでしょう。
生活する上で潤いとなるプライベートを充実させることができます。
睡眠時間が長くとれる
起床までの時間が5分増えるだけでも大分メリットではないでしょうか?
寒い日、気分がすぐれない日は一秒でもながく布団にくるまっていたいですよね。
通勤時間が短ければその分、朝寝坊ができます。
通勤時の疲労が少ない
電車通勤だとラッシュの時間はひどいものです。
車通勤でも渋滞などで出勤するだけで疲れてしまいます。
家から近ければ電車を利用しなくてもいいかもしれませんし、利用したとしても乗車時間も短くてすみます。
通勤時の疲労は少なくなります。
交通費が安くなる
全額会社負担なら関係ないかもしれませんが、会社から支給されない場合や一部自分で負担する場合は交通費が安くなるのは大きなメリットです。
交通費が減るのは会社的にもありがたいですしね。
家庭でのトラブルの際に安心
小さなお子様がいるご家庭や、ご高齢の方と暮らしているご家庭の場合、急な呼び出しがかかることもありますよね。
勤務先が家から遠いとトラブルがあってもすぐには駆け付けられません。
勤務先が近ければ、何かあった際はすぐに帰ることができますよね。※もちろん会社にもよりますが
特に保育園や幼稚園に通っているお子様がいれば、毎月、ひどいと毎週のように呼び出しがありますからね。
副業ができる
時間に余裕ができれば副業をすることだってできるかもしれません。
特に介護職なら普段はデイサービスとして日中働き、休みの前日だけ夜勤専従として派遣で働くなんてこともできるでしょう。
働きすぎは体を壊すので無理はいけませんが。

家の近くで働くデメリット
少なからず職場が家から近いことによるデメリットもあります。
職員に家がばれる
勤務先が家から近ければ、どうしても住んでいる所がばれてしまいます。
同じ職場の人に自宅が見られるのはあまりいい気持ちはしませんよね。
できるだけ通勤、退勤時に周りに知り合いがいないか確認して出るようにするしかないです。
便利に働かされる
家から近いと会社から上手く使われることがあるので注意です。
- 急に職員で欠勤者がでた
- 地震などで職場を確認しなくてはならない…などなど
すぐに駆け付けられるところに住んでいると便利使いされることも多いです。
運動不足になる
通勤方法にもよりますが、今まで1時間かけて通勤してきた人が、20分で会社に着くようになれば運動量は大分違います。
万歩計があれば図ってみると分かりますが、一日の歩く量はかなり減るでしょう。
今まで普通の体形をしていた人が、転職を機に自宅近くの事業所に勤めたらどんどん太ってしまったなんてこともあります。
通勤が楽になった分は他で運動した方がよいでしょう。
辞めた時に気まずい
家から近い会社を退職した場合、辞めた後でも元会社の同僚とすれ違うこともあるでしょう。
辞め方にもよりますが、円満退職ではない場合はどうしても気まずいですよね。
生活圏に元職場があるのはどうしようもないので、気にしない様にするか引っ越すしかないですかね。
あとがき
介護の仕事を考えている方で給与面だけを重視して事業所を決めるのはおすすめしません。
特に『時間』はお金では買えません。
毎日の『通勤時間』も重要ですので選ぶ際は勤務場所もよく考えてください。
もし自分の条件にあった職場を探すのが難しい場合や面倒な場合は『派遣会社』や『紹介会社』を利用するのもいいかもしれません。


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私もそうでした。
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