
介護士の仕事はきついって聞くけど本当なの?
どんな仕事内容なのかな?
転職はしない方が賢明かな?
介護士の仕事はきつくて大変という話はよく聞くと思います。
確かに大変な仕事もありますが、どんな仕事でもきつい仕事内容はあると思います。
介護士の場合、きついのは仕事内容というよりは仕事全体に対する悩みといった方が正確かもしれません。
今回は介護士のきついと思うことベスト3を紹介します。
人によってはそれなら介護士には転職できないと判断するかもしれませんし、逆にそんなことなら問題ないと転職の意思を後押しできる内容かもしれません。
介護士としての将来性
介護士として長期的に働こうと思うとどうしても将来に対しての不安が付き纏います。
特に男性介護士に多い悩みがこの「将来性」についてのものです。
普通に働くだけだと介護士の給料の上がり幅は他の業種に比べると緩やかに感じます。
もちろん年々介護士の待遇は国の方でも改善の方向に進んでいるのは間違いないのですが、勤務している会社によって昇給などはだいぶ違うようです。
施設長などの管理職に就けば将来的にも安定が見えてくるのかもしれませんが、そもそものと役職の枠が少ないので難しいと感じる人もいるでしょう。

職場の人間関係
介護士の退職理由の上位に常にあるのが「人間関係のトラブル」です。
介護士は異業種からの中途採用が多いこともあり、考え方が違う人が集まりやすいのも原因の一つかもしれません。

職種違いのトラブル
多いのは看護師と介護士のトラブルです。
それ以外にも管理者と介護士や、機能訓練士と介護士など職種が違う人たちの関係性が悪いなどがよくあります。
介護職の現場は医療系や介護系など様々な職種の方たちが協力して成り立っています。
それぞれ職種の立場からの視点で物事を考えるのは当然ですが、お互いに思いやりの気持ちがないと理解されずにトラブルになってしまいます。
年齢差のトラブル
介護士は若い方から割と高齢の方まで幅広い世代の方が働いています。
年が違うと考え方も違い、意見の食い違いによるトラブルがでてきます。
ただし、年の差があまりにも離れていると逆にトラブルは少なく、一回りくらいの年の差の方の方がトラブルが多く感じます。
性別間のトラブル
どこの職場でも男女間のトラブルはつきものですが、介護士は女性が多いのが特徴の為、必然的に多いのは女性同士のトラブルです。
女性同士のトラブルは解決が難しく、無視するなど仕事に支障がでることも多いです。
悪化するとどちらかが退職するしかなくなってしまうくらいのトラブルになるため注意が必要です。
ベテランと新人のトラブル
ベテラン介護士と新人介護士のトラブルもよくあります。
教育体制がきちんとマニュアルで確立されており、第三者が見てもきちんと分かるようになっていれば良いのですが、多くの介護施設ではそこまでの体制が整っていないのが現状です。
ベテラン介護士もある程度は優しく教えてくれればよいのですが、人によってはきつく指導してしまいます。
新人いじめと捉えられてもしょうがない場合もあります。
その結果、新人介護士さんがすぐに退職することになり人手不足が続いていくという負のスパイラルになっている施設もあります。
介護業界は人手不足ですので、新人獲得にはもっと慎重に考える必要があります。

経営側と現場側のトラブル
現場の介護士の意見と経営者側の意見の食い違いはどこの施設でもあることでしょう。
介護士としての要望が経営者側では認められないことが多いのはある意味では理解できる部分もあります。
経営にあたって大事なことは施設の運営の継続です。
継続するには利益がないと無理です。
もちろん利益だけを追い求めてしまうのは間違っていますが、良いサービスを継続して提供するためには最低限の利益確保は必要です。
経営側も現場側もお互いの意見を尊重し、歩み寄る努力があれば改善できると思うのですが。
身体的・精神的負担
介護士の仕事は体力を使うのはもちろんですが、利用者さんやご家族の対応など精神面でも気を使うことが多いです。
身体的負担
利用者さんの体格や介護度に応じて負担度合いは違いますが、介護士の腰痛はある意味職業病となっています。
特に小柄な介護士の場合は特に負担が大きいでしょう。
また、有料老人ホームやグループホームといった施設で働く介護士の場合はシフト制の勤務が多いです。
早番、日勤、遅番、夜勤といった組み合わせで働くので食事の時間や睡眠時間が不規則になり慣れるまでは体力面での負担も大きくなるでしょう。
精神的負担
利用者さんによっては介護士に対する言葉遣いが荒い方もいます。
またなかには「物を盗られた」「悪口を言われた」など事実無根の話しをされる利用者さんもおります。
認知症の方だからしょうがないとは分かっていても気分の良いものではありません。
あとがき
介護士のきつい仕事ベスト3をまとめると
- 介護士としての将来性
- 職場の人間関係
- 身体的・精神的負担
上記のようになります。
介護士へ転職を考えている人はそれらを考慮して判断してみてください。
もし介護士になりたいけど、やっぱり続けられるかは不安という方は派遣として働くことがおすすめです。
派遣介護士ならば短期間の雇用契約で働いて、もし自分には合っていないと判断したならそこで契約を更新しなければ簡単に辞めることができます。
他にも派遣介護士ならではのメリットもあるので検討してみてください。


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